ソラ:
ハイ、「週刊夏井塾TV」今週もはじまりました。
今日も夏井塾長にお越しいただいてお話を伺いたいと思います。よろしくお願いいします。
塾長:
よろしくお願いいたします。
ソラ:
さて今回は、前回の「共産党はお手柄泥棒をする」というお話につづき、「他の人がやったいい政策・お手柄については、全く認めない」と、「他人の成功はうそをついてでも失敗だ」というデマチラシを作って配布する、というお話です。
< 新選組で大赤字? >POINT!
塾長:
日野市は土方歳三の生まれたところとして、非常に有名なんですけど、今から15年ぐらい前ですかね。
NHKの大河ドラマ(「新選組!」2004年4月~)が決定して、それも含めて日野で「新選組フェスタ」という事業を立ち上げたわけです。
市の職員もいろんな時間を割いたり、ボランティアの人に来て貰ったり、有償的なことも含めてまさに日野市をあげて取り組んで、約10か月間の長期イベントをやったんです。
約4000万。3700万円くらいの黒字(事業)になったんですよ。
ソラ:
お話では(入場者が)30万人近いとか。
塾長:
そうですね、全国から来ましたね。だからみんな喜んだんですね。
ソラ:
大成功に終わった。
塾長:
大成功に終わったし、黒字になったし、良かったという事で。
ソラ:
ところがどっこい、というお話で。
塾長:
ところがどっこいですね。共産党は次の地方選挙に合わせて、チラシをまいたんですよ。
ここに「新選組のイベントに8億円も税金を投入した」という内容が書いてある。
それでこのイベントには、積算の根拠がこういう風に小さいんでけど(大変小さなスペースで)数字を並べて書いてある。
ソラ:
とても見えないような…。
塾長:
それだけじゃなくて今度パンフレットをですね、これは無料なんですけど、こういう立派なパンフレットを作ってまいたんですよ。
これを見ていただくと、新選組の事業は“?”億円の赤字って書いてある。ようするに自信がないんですよ。
で、ここに住民不在で進められた観光事業、町興しっていう事で、あれは黒字って言っているけど大ウソだと。
ソラ:
はてな(“?”)億円って書いてありますよ。
塾長:
ええ。“はてな”億円。中をよく見ていくと、6億円の赤字だったりね。7千万の赤字であったり、3億円の赤字だったり、数字がバラバラ!これ詳しく書いてあるの。
それであの、数字ね。これね、共産党の(チラシの)本当のとこなんですが、数字を使うんですよ。棒グラフを使うんですよ。いろんなグラフを使うの。
私たちには「数字は嘘をつかない」って考えがありますからね、どうしても数字で並べられると信用しちゃうんですよ。
6億円の赤字っていったいどういう事なんだか、私、疑問に思ったの。でも数字がこれだけ書いてあるから、どうなってるのか調べてみた。
そうしたならばね、すごいんだわ。何がすごいかって言うと2年前の区画整理事業のやってきた、やってきてですね、それを新選組のイベントの広場に使ったとすると、その費用まで入れちゃうの。区画整理の事業なんかの…
ソラ:
そのイベント本体にかかったお金ではなくて…。
塾長:
それから他の建物に作ったものについても、それを使うとその建物に入ったその費用も入れちゃうの。分かりやすい例をもう一つ言うと、市の公務員も自分の時間を裂いて応援に入った訳ですよ。10か月間ね、ずーっと。その応援に入った時間を、人件費として計算に入れる訳。
例えるならば、私たちが家族連れで高速道路を使って1~2泊の旅行に行ったとしますよ。そうするとガソリン代や高速料金、それから旅館の宿泊代等を払うわけですけど、普通はそれが費用なわけです。ところがあの人たち(共産党)は、車検代やら自動車税、駐車場代まで入れて、それからもっとすごいのはね、車の購入費まで入れちゃうの。
ソラ:
その手法で行くと、どんな事業も赤字になっちゃいますね。
塾長:
ようするにね、3千、4千万の黒字って発表しているのは嘘だと。ですからね、みなさんに気を付けてもらいたいんですが、(共産党のチラシには)そういう(解釈を捻じ曲げる)テクニックがね、全部動いてます。
ソラ:
これは一つのテクニックなんですね。
塾長:
そうですね。そして、もし追及されたら、「自分たちの計算によると」ってやるんですよ。
素人の場合は、これで騙すことができるかもしれない。この数字で。そうなのかと思う。でも、玄人が見たらこんなのはインチキだってすぐに分かる。
嘘をさんざんついてもバレるでしょ。バレたら「自分たちの計算によると」ってなる。
で、もっと追及されると「立場の違い」ってなる。「共産主義革命をやるか、やらないか」という立場の違いなんですよ。「お前たちは資本主義の立場に立っている(から」」って言う立場…物の考え方の違いなんです。これは究極ですよ。
< 学校管理費をカット? >POINT!
塾長:
具体的に、これ一言申し上げておきたいのが一つあるんですが、その典型的な主張がこの棒グラフ。
ソラ:
はい。
塾長:
これは日野市の「学校管理費が、これだけ下がっちゃったよ」というチラシなんですが。
当時は警備員さんがね、一学校に二人いたんですよ。小学校は20校ありますから、そうすると40人からの人を雇わなければいけない。中学校も8校ぐらいありますから、そうするとその人件費って大変なもので、これ税金でやってますからね。用務員さん一人年間、年収、ボーナスも含めて、公務員ですからね、だいたい少なくても500万。高い人は800万、900万もらうんですよ。そういう人たちに、辞めてもらうんじゃなくて配置転換をして、そこに機械(警備の)導入という事で徐々にやっていった。
徐々に機械警備を増やしていき、やっと完了した時と、その前とを比較して、(本来なら)これだけ日野市は努力したっていう(評価すべき)数字を逆手にとって、これだけ教育費が減っちゃったよという風に使ったグラフなんですよ、これ。
ソラ:
その棒グラフでもって印象操作をしているわけですね。
塾長:
うん、(事実と)逆なんですよ。この手法は別の角度から言いますと、あのね、これちょっと見にくいんだけれども、共産党の人が今、消費税の導入は法人税の減税に全部使われているんだよっていう印象操作の表のグラフを書いているんですよ。
こんなこと言っているのは共産党だけですよ。
他の政党は高齢化社会に向かって、少子高齢化の中でどういう風に生き抜いていくかっていうことで、止む無く消費税を導入し、それを財源に充てて、これからの社会保障を確立していくんだ、教育について充当していくんだという考え方で皆さん言っている。
ソラ:
そうですね。
塾長:
共産党以外はそれをみんな認めているんですよ。
共産党は、今の法人税というのが、(法人税)減税というのがそっくりそのまんま我々の税金で補填されているというように捏造した。(でも実際は)法人税減税の中身が何かといったら、9割近くは中小企業なんですよ。研究開発費っていうのがある、技術開発ですよ。これを誘導していくために減税をするとか、そこで働いている従業員の方の給料を上げるためとかに減税をするという政策をとっていて、それが事実なんですよ。
ソラ:
なんかこのチラシには大きな文字で「知ってほしい共産党のこと」と書いてあるんですが、我々は本当の共産党の事をもっとよく調べないといけませんね。
< 国政でも体質は同じ >POINT!
塾長:
だから、(共産党の)体質は同じで、市町村で私がよくしゃべっている具体的な(共産党の)ウソは、国(政)のレベルでも展開されているという事を、知っていただきたいんです。
ソラ:
共産党のウソの話を聞くと話が尽きないんですけれども。
塾長:
そうですね。
ソラ:
まだまだありそうですね。
塾長:
いやあ、楽しい話もしたいんですけどね。
ソラ:
また詳しく次回以降も聞いていきたいと思います。それでは皆さん、共産党のウソ・デマに騙されないように、また次回お話ししましょう。塾長ありがとうございました。。
塾長:
失礼いたします。
次回、夏井塾「第7講/法律無視の共産党選挙活動!」乞うご期待!!
実はね、共産党の人が一番根っこの部分ですさまじく本質が出ちゃうのは、相手の人の人生を非常に粗末にするんですよ。いろんなチラシを見ると、その自分たちの一人ひとりの仲間に対しても非常に人権軽視。
夏井塾人間の生理に訴えるような所で勝負する場合が多いです。子供の健康の問題、病気の問題、それから市立病院での今回の小児科の問題でもそうだったんですが、その後に出てきたのは、「産婦人科が無くなるよ」「機能しなくなるよ」というもの(チラシ)を撒いた。
夏井塾共産党のチラシには、鮮明に見てもらえば分かるんだけど、いつ、どこで、誰が、何を、誰に対して、どういう風にやったかっていう、まさに5W1Hの法則で見るとね、共産党のチラシの嘘がね、はっきり分かる。
夏井塾「共産主義革命をやるか、やらないか」という立場の違いなんですよ。「お前たちは資本主義の立場に立っている(から」」って言う立場…物の考え方の違いなんです。これは究極ですよ。
夏井塾共産党はまず人々に被害者意識を植え付ける。根拠の無い被害者意識を植え付けるという、そういうテクニックを持っているということですね。
夏井塾共産党は国民を主人公となんて思っちゃいませんよ、思っちゃいない、バカにしきっている。だから対話の政治をして政治を変えるなんて発想もないし、それから国民、市民をそういう風に見ていますから、
夏井塾ウソのなかで、健康や安全にまつわるものほど罪の重いものはない。4月に市長選挙を控えた2005年1月と2月、共産党系の窪田之喜候補は「平和と緑のまちでくらしたい/日野市民の会」の名で、
コラム日本共産党・日野市議団は、「平和と緑のまちでくらしたい/日野市民の会」の名で2005年1月から6回にわたり、「市が福祉や教育の予算を削り、市内の公立学校の校舎はボロボロ」なる記事を掲載したチラシを配布した。
コラム日本共産党がチラシにウソやデマ情報を掲載する事件は、止まることを知らない。2005年10月には「学校の予算削減で、学校現場の備品費、消耗品費は毎年削られてきました。
コラム